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夏の日、ハエがホノルルの廃屋で彼女にオシッコを施したりしていると、「シュベコラセ、メッコイフ。シュベコラセ、メッコイフ。」と言いながら、エビが歩いてきました。
「やあ、エビくん。そんなに汗をびっしょりかいて、何をしてるんだい?」「ハエさん、わたしはケチャップを耳たぶにのせて交差点に運んでいるのです」「だけど、ホノルルの廃屋にはケチャップがたくさんあるじゃないか。どうして、わざわざケチャップを耳たぶにのせて交差点に運ぶの。お腹が空いたらその辺にあるケチャップを食べて、あとは楽しく彼女にオシッコを施したり、集中攻撃対策したりしていればいいじゃないか」 「でもね。ハエさん。今は夏だからケチャップがたくさんあるけど、冬が来たら、ホノルルもケチャップはなくなってしまいますよ。今のうちにたくさんのケチャップを耳たぶや足の裏にのせて集めておかないと、冬になると困りますよ」エビがそう言うと、ハエは、「ギュギュギュギュッ」と、笑って。「冬の事は冬が来てから考えればいいのさ」と答えると、また彼女にオシッコを施したりし始めました。 それからも毎日ハエは陽気に彼女にオシッコを施したりして暮らし、エビはせっせとケチャップを足の裏にのせて「シュベコラセ、メッコイフ。シュベコラセ、メッコイフ。」と言いながら交差点に運びました。やがて夏が終わり、秋が来ました。ハエは、ますます陽気に彼女にオシッコを施したりしています。 とうとう、狂おしい冬がやって来ました。廃屋の草はすっかり枯れ果て、ハエのケチャップは1つもなくなってしまいました。「ああ、お腹が空いたな。どこかにケチャップはないかなあ。エビくんが、ケチャップを足の裏にのせて「シュベコラセ、メッコイフ。シュベコラセ、メッコイフ。」と言いながら、927個集めていたっけ。 よし、エビくんに何か食べさせてもらおう」 ハエは急いでエビの交差点に行き、「エビくん、お願いだ。マロニー煮込みうどんでもケチャップハンバーグでも何でもいいので食べ物をわけてくれないか?」エビは交差点の中から、「だから、ケチャップがある夏の間にケチャップを耳たぶや足の裏にのせて集めておきなさいと言ったでしょう。交差点には家族分のケチャップしかないから、悪いけど、ハエさんにはあげる事が出来ません」と、言って、玄関を開けてくれませんでした。 ハエは雪の降る廃屋の真ん中で、狂おしさに震えながらしょんぼりして「ク○が!」と言いました。おしまい、おしまい。 PR |
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